初期設定
このプラグインはインストールして有効化するだけで、基本的な高速化設定が完了します。
以下の機能は設定画面に表示されませんが、自動で適用されます。
- ページキャッシュ(静的HTMLファイルのキャッシュ)
- ブラウザキャッシュ(Apacheサーバーで利用可能な場合)
- GZIP圧縮(Apacheサーバーで利用可能な場合)
- ApacheにおけるWebフォントのオリジン間リソース共有
- さまざまな他のプラグイン、テーマ、ホスティング環境の検出とサポート
- インラインスクリプトとサードパーティスクリプト(外部のWebアドレスから配信される、独立したクライアントコード)の組み合わせ
- WooCommerce のカート内の商品を動的に更新する
また、プラグインを有効にした段階で、デフォルトで以下のように設定されます。
- モバイルのキャッシュ (WordPressのモバイル検出機能に基づく)
- キャッシュを保持する期限(10時間)
- Google Fontsファイルを結合する
- 絵文字を無効にする
- WordPressの埋め込みを無効にする
- プリロード(ホームページとそこからリンクされているページのキャッシュを作成)
詳細設定
[設定] > [WP Rocket]にある左側のサイドメニューにて、詳細設定を行うことができます。
- ダッシュボード – キャッシュの削除やプリロードなど
- キャッシュ設定 – モバイルデバイスのキャッシュを有効/無効の設定、キャッシュが自動削除されるまでの期限設定など
- ファイルの最適化 – HTML・CSS・JavaScriptファイルの縮小、CSS配信の最適化など
- メディア – LazyLoad、絵文字の有効/無効など
- プリロード – プリロードの有効/無効など
- 高度なルール – 指定したURL、Cookieなどのキャッシュの除外
- データベース – データベースのクリーンアップ
- CDN – CDNを有効/無効にするなど
- ハートビート – Heartbeat APIの制御設定
- アドオン – Google Tracking や Facebook Pixel などの拡張機能を追加
- 画像の最適化 – 画像最適化のためのプラグインの紹介
- ツール – WP Rocket の設定のインポートおよびエクスポート、前のバージョンへ戻す
特に「ファイルの最適化」の項目は、サイトを高速化する上で重要な項目です。
初期設定の段階でもパフォーマンスは改善されていますが、より改善したい場合は設定してみてください。
このように WP Rocket では、インストールして有効にするだけで、サイト高速化に効果的なさまざまな施策を導入してくれます。
ユーザーにとってもストレスなくコンテンツが見れますし、Googleからの評価も高くなるので、ぜひ導入してみてください。